新規獲得のCVRが10倍。データを資産として活用できています。
神戸フランツ様はチーズケーキやチョコレートなどの伝統的なスイーツに、神戸ならではの「はいから・お洒落さ」と「海・旅・美味しさ」を添えて日々商品開発しています。シーズンやイベントごとに魅力的なスイーツを店舗およびECサイトで販売しています。
公式通販「神戸フランツWEB本店」にFanplayrを導入いただいています。
<神戸フランツWEB本店>
導入の背景
導入の背景は運用メンバー様の知人からのご紹介でした。コンバージョンをWeb接客のポップアップで改善できるサービスは様々あるなかで、ユーザーの行動データ解析を前提として、接客や効果検証ができる点に可能性を感じていただきました。
それによって、過剰な接客を防ぎ、効率的にコンバージョンを創出することができます。これは、神戸フランツ様の思い描かれるユーザーにとって単に利便性が改善されるだけではない「エモーショナル」なECサイトを実現することができ、プロの店員をオンライン上にも配置する意味づけがありました。
また、数年前よりユーザーのデータが今後、取得しづらくなることで適切なマーケティングが困難になる将来を懸念されていました。Fanplayrではファーストパーティデータとしてユーザーを識別し、半永久的にデータを蓄積することが可能です。そのため「ユーザーのデータが資産になる」というお考えのもと導入に至りました。
導入後の取り組み
導入後は、コンバージョンを伸ばすための施策として大きく2つの施策を実施しています。
1つめが、ECサイトでの初回購入を促進するためにしていたポイント付与の訴求です。従来より、これまで購入されたことのないユーザーに対してポイントの付与をしていましたが、有効な施策である反面、派手にはプロモーションをかけたくない思いをお持ちでした。
元々あった施策ではありますが、Fanplayrでのポイント付与は購入を迷われたお客様に訴求できるため、実施することになりました。ポイント付与をすることで、初回の購入促進だけでなく、次回購入も促進することができ、F2転換などリピートの育成にも有効です。クリックしたユーザーのコンバージョン率は、新規ユーザーのコンバージョン率と比較して、10倍近くまで引き上がっています。
2つめは、イベントやシーズンごとの特集商品やコンテンツの露出です。神戸フランツ様では、検索流入が多く来店目的が明確なお客様が多い特徴がありましたが、離脱も多く悩まれていました。様々な商品を販売されるなかで、迷って離脱をしたり、目的のランディングページに遷移できず、見逃されている可能性がありました。
そのため、サイトを回遊して商品を閲覧しているユーザーにバレンタインデーやホワイトデー特集などの商品一覧に誘導するポップアップを表示することで、ランディングページへの明確な導線を設けています。この施策では、サイト平均コンバージョン率よりも、3倍以上の成果が得られています。
<ポップアップ表示の例>
今後の活用について
導入前から「ユーザーのデータが資産になる」と考えのもと運用されていますが、予想通り大手プラットフォーマーに対する規制から、ますますデータ取得のハードルが上がっています。従来のとおり、サイト内での効果的なマーケティング施策も行う傍らで、CRMやMAとしてのデータ活用にも目を向けていく必要があるとお考えです。データを資産として、サードパーティーサービスに接続することも機能の1つのため、今後はその活用も視野にいれて活用いただいています。
お客様の声
導入前の予想通り、データ取得が困難な世の中になりつつあります。Fanplayrでは正確なユーザーの行動データやアクセスログが取得できる点や、それを外部接続することで活用できることを魅力的に感じています。もちろん、現状の施策だけでもパフォーマンスがいいことがレポートでも確認ができるので、施策もほぼチューニングはせずに運用ができているので、手間もかかりません。
シーズンやイベントに応じた訴求については、雛形ができているのでマニュアルの簡単な運用で十分です。今後は、サイト内での成功事例のパターンを増やしつつ、外部にも活用していけることに期待しています。
(フランツ株式会社 中林慎太郎様・片野葵様)
導入企業:フランツ株式会社
業種:スイーツ
導入サイト: 神戸フランツWeb本店
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